Raider Island

ラスベガス・レイダーズのファンブログです。

2017 Preseason Week 2 Rams 24 - 21 Raiders

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 プレシーズン2試合目はラムズとの一戦。せっかくのホームゲームでしたが、残念ながら逆転負けを喫してしまいました。ディフェンスは昨季と変わらず酷い有り様でしたが、オフェンスはそれを十分補える力を持っていそうです。今回は、何人かの選手を取り上げて、簡単なコメントを書いていきたいと思います。

 

QBデレック・カー

 今季初出場となりましたが、特に問題はありませんでした。最初のドライブからTEスミスへの19ydsTDパスを決めて、ホームの観客を沸かせました。コミュニケーション・ミスからINTも許してしまいましたが、その次のドライブではWRクラブツリーへの13ydsTDパスを決めて、自慢のオフェンスを牽引しました。この日の成績は、7/9、100yds、2TD、1INT、レーティング113.0。

 

QB E.J.・マニュエル

 第2Qから2番手として出場。これまでQBクックをリードしてきたQBマニュエルですが、3/9、16yds、レーティング42.4と、良いところがありませんでした。

 

QB コナー・クック

 第3Qから3番手として出場。3点のリードを許した状況でしたが、WRホルトンへの17ydsTDパスを決めて、この試合では初めてリードを奪いました。結果として、9/15、83yds、1TD、レーティング97.4。再逆転を許したあとのドライブでは、ミススローを連発して勝利を掴めず。そこが惜しかったです。

 

RBマーショーン・リンチ

 待望の復帰&デビュー戦となったRBリンチ。最初のドライブのみ出場し、2回10ydsと、それほど見せ場があったわけではありません。とはいえ、「ビースト・モード」を思い起こさせる走りでした。詰め寄せた観客からの大声援は、よりモチベーションを高めさせることでしょう。

 

RBイライジャ・フード

 後半から出場し、NFLデビューを果たしました。5回12yds(平均2.4)と、それほど印象的な活躍はできませんでした。RBは層が厚いので、このまま行けばプラクティス・スクワッドが妥当だと思います。

 

WRアマリ・クーパー

 最も印象的だったのは、第3ドライブ。トリプルカバーを破って、31ydsのロングパスをレシーブ。身体を鍛え上げてキャンプインし、フィジカルなプレーを増やしたいと公言していたWRクーパーですが、早速その成果を発揮しました。チームトップの3回46yds(平均15.3)を記録しています。

 

WRマイケル・クラブツリー

 第2ドライブではQBカーとのコミュニケーション・ミスからINTを許してしまいましたが、その後のドライブでは13ydsのTDレシーブを決めて、きっちり汚名返上を果たしました。このとき見せたアンクル・ブレイクは絶妙でした。この日のパスキャッチは、この1回のみでした。

 

WRジョニー・ホルトン

 QBクックから17ydsのパスを受け、逆転のTDレシーブを決めました。この日のパスキャッチはこの1回のみでしたが、スペシャルチームとして1タックル、キックオフでは16ydsをリターン。スペシャルチーム枠としてロスター残留の可能性が高いと思います。

 

TEリー・スミス

 ブロッキングTEのイメージが強いTEスミスですが、この日はレシーバーとして活躍。最初のドライブでは、19ydsTDパスをレシーブ。ボールをこぼしかけましたが、何とか確保したのは良かったです。もう1回パスキャッチを記録して、2回25yds(平均12.5)、1TD。

 

TEジャレッド・クック

 TEクックもデビュー戦となりました。この日最初のパスプレーのターゲットとなり、16ydsのレシーブを記録しました。パスキャッチは、この1回のみでした。

 

LTマーシャル・ニューハウス

 「回転ドア」という話も聞いていたので不安もありましたが、この日のLTニューハウスは良いパスプロを続けていました。LTペンなしでも、どうにかなるかもしれません。とはいえ、彼が戻ってきて、LTペン、RTニューハウス、という隊形を組むのが望ましいですが。

 

Tデビッド・シャープ

 RBフードと同じく、TシャープもNFLデビューを果たしました。LTとして出場し、まずまずのパスプロを保っていました。

 

DEカリル・マック

 大歓声を浴びながら登場したDEマックは、期待通りのパフォーマンスを披露しました。QBゴフへの10ydsサックを決めて、今季もアウトサイドからのパスラッシュは何も問題がないでしょう。第3ドライブまでの出場でしたが、4タックル、2ロスタックル、1サックと、上々のスタッツを残しました。

 

DTエディ・バンダードーズ

 先週から「思っていたほどではないなあ」と薄々感じていたDTバンダードーズ。この試合でも、その印象は変わりませんでした。インサイドからのパスラッシュはそれほどかかったいなかったと思いますし、ランプレーでは押し込まれてしまって、RBガーリーのランを止められず。

 

LBマーケル・リー

 彼もDTバンダードーズ同様、キャンプから良い評判が聞こえてきて、ルーキーながら先発の座を射止めそうな選手です。ですが、ここ2試合のパフォーマンスは正直イマイチ。この試合でも、TEエバレットを止められず、24ydsのゲインを許してしまう始末。

 

LBコーリー・ジェームズ

 相変わらずボールにはよく絡み、6タックル(2ソロ)を記録しました。昨季よりもタックルが向上し、先発を任せられる安心感が出てきました。

 

LBジェラニジェンキンス

 キャンプでは2ndチームから上がったこられなかったLBジェンキスですが、この日は1stチームの時間が長く与えられ、大きなミスも犯さず試合を終えました。スタッツ的には、LBジェームズと同じ6タックルを記録し、WLBとして生き残る気配が出てきました。

 

CB T.J.・キャリー

 CBスミスの不調もあって、1stチームのアウトサイドCBを務めてきましたが、この試合はあまりにもお粗末なパフォーマンスでした。ルーキーWRカップを全く止められず、CBには大きな不安が残ります。

 

Pマーケット・キング

 2ndチームの登場以降、パントの機会が増えましたが、彼も文句なしの出来でした。5回234yds(平均46.8)、最長55ydsと飛距離は十分。インサイド20も2回決めていて、精度も問題ありません。