Raider Island

ラスベガス・レイダーズのファンブログです。

2016 WEEK 13 Bills 24 - 38 Raiders

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 2日夜、パーティーが行われていた倉庫で火災が発生し、多くの方が犠牲になったオークランド。試合前には犠牲者を弔う黙とうが捧げられました。ホームゲームは残り2試合。プレーオフ進出のためには負けられない試合に、球場に駆け付けた多くのファンの声援を受けて臨みました。

 前半はお互いにモメンタムを掴めず、1点ビハインドのまま後半へ突入。ここまでは良かったのですが、今週も後半に入って相手の猛攻を受けます。RBマッコイ、QBテイラーのランで、たった2プレーでTDを許すと、次のドライブでもTDを決められて、一気に15点差にリードを広げられました。

 QBカーが万全ではない中、逆転はできないのか。そういう思いも過ぎりましたが、今年のレイダーズの爆発力は一味違います。相手のオフェンスをきっちり抑え、あっという間に29得点を奪って逆転。最後はまたもDEマックのストリップサックが決まって、試合終了。劇的な逆転勝ちを収めました。

 

第1Q

OAK陣25:RBマレーの5ヤードラン、次のランはノーゲインで3rdダウン5。DTウィリアムスのニュートラルゾーンインフラクションで1stダウン。TEリベラへのパスが2回連続失敗して3rdダウン10。WRクーパーへの51ヤードパスが通ったが、RTハワードのイリーガルフォーメーションで取り消し。RBマレーへのパスは5ヤードしかゲインできず。パント。

BUF陣19:WRワトキンスへのパスで1stダウン。WRハンターへのパス失敗、RBマッコイへの8ヤードパスで3rdダウン2。WRワトキンスへの16ヤードパスで1stダウン。RBマッコイへの10ヤードパスで1stダウン。WRハンターへの22ヤードパスが通って、OAK陣9ヤードまで侵入。RBマッコイの3ヤードラン、3ヤードパスで3rdダウン3。LBアービンがQBテイラーをサックして6ヤードロス。Kカーペンターが27ヤードFGを成功させて、BUFが3点先制。

OAK陣25:RBマレーの22ヤードランで1stダウン。RBマレーの1ヤードラン、WRクーパーへのパス失敗で3rdダウン9。TEリベラへの26ヤードパスで1stダウン。RBリシャードの7ヤードランが出たが、Tアレキサンダーのホールディングで取り消し。OLBヒューズのニュートラルゾーンインフラクション、RBリシャードの2ヤードラン、WRクーパーへのパス失敗で3rdダウン13。RBマレーへのパスは通らず。Kジャニコウスキーが47ヤードFGを成功させて、OAKが同点に追い付く。

BUF陣20:RBマッコイの1ヤードラン、TEクリスチャンへの14ヤードパスで1stダウン。RBマッコイの1ヤードラン、WRテイトへの13ヤードパスで1stダウン。RBマッコイの8ヤードラン、RBギリスリーの29ヤードランで1stダウン、OAK陣14ヤードまで侵入。RBギリスリーの5ヤードラン、RBマッコイの4ヤードランで3rdダウン1。パント。

 

第2Q

OAK陣05:RBギリスリーの4ヤードランで1stダウン。FBフェルトンのランはノーゲインとなったが、RBギリスリーの1ヤードTDランで、BUFが7点をリード。

OAK陣20:RBジョーンズへの11ヤードパスで1stダウン。RBマレーのランはノーゲイン、WRクラブツリーへの9ヤードパスで3rdダウン1。RBマレーのランはノーゲイン。パント。

BUF陣20:TEオリアリーへの8ヤードパス、RBマッコイの14ヤードランで1stダウン。RBマッコイの6ヤードランのあと、LB/DEカウザーがQBテイラーをサックして10ヤードロス。3rdダウン14で、QBテイラースクランブルが21ヤードランになったが、LGインコグニートのホールディングで取り消し。WRグッドウィンへのパスは通らず。パント。

OAK陣39:WRクーパーのエンドアラウンドはノーゲイン、RBマレーの11ヤードランで1stダウン。RBマレーの2ヤードラン、WRクラブツリーへの4ヤードパスで3rdダウン4。WRクーパーへのパスは失敗したが、CBギルモアのパスインターフェアでBUF陣21ヤードまで侵入。WRロバーツへのパス失敗、RBリシャードの8ヤードランで3rdダウン2。RBリシャードの2ヤードランで1stダウン。WRクラブツリーへのパス失敗、QBカーの3ヤードランで3rdダウン7。WRクラブツリーへのパスは通らず。WRクラブツリーのトーンティングで15ヤード罰退したが、Kジャニコウスキーが41ヤードFGを成功させて、OAKが4点差まで詰め寄る。

BUF陣24:RBマッコイの6ヤードラン、WRクッドウィンへのパス失敗で3rdダウン4。QBテイラーのディレーオブゲームで5ヤード罰退したが、QBテイラースクランブルが9ヤードランになって1stダウン。2ミニッツのあと、RBマッコイのランが2ヤードロス、9ヤードゲインで3rdダウン3。WRワトキンスへのパスは通らず。パント。

OAK陣15:WRクーパーへの22ヤードパス、WRクラブツリーへの17ヤードパス、RBマレーへの10ヤードパスで3回連続1stダウン。RBマレーへの8ヤードパスのあと、Kジャニコウスキーが47ヤードFGを成功させて、OAKが1点差に迫って前半終了。

 

第3Q

BUF陣34:RBマッコイの54ヤードランでOAK陣12ヤードまで侵入。QBテイラーの12ヤードTDランで、BUFがリードを8点に広げる。

OAK陣25:QBカーの1ヤードラン、TEウォルフォードへのパス失敗で3rdダウン9。WRロバーツへのパスは通らず。パント。

BUF陣46:WRテイトへのパスは失敗したが、CBアマーソンのホールディングで1stダウン。WRグッドウィンへの11ヤードパスで1stダウン。WRグッドウィンへのパス失敗、RBマッコイの9ヤードランで3rdダウン1。RBギリスリーの5ヤードランで1stダウン。WRワトキンスへのパス失敗、RBマッコイの8ヤードランで3rdダウン2。WRグッドウィンへの5ヤードパスで1stダウン。WRワトキンスへの6ヤードパス、RBギリスリーの3ヤードランで3rdダウン1。RBギリスリーの2ヤードTDランで、BUFがリードを15点に拡大。

OAK陣25:TEウォルフォードへの18ヤードパスで1stダウン。RBリシャードの1ヤードラン、WRロバーツへの14ヤードパスで1stダウン。WRロバーツへの4ヤードパス、RBマレーの14ヤードランで1stダウン。WRクラブツリーへの19ヤードパスで1stダウン、BUF陣5ヤードまで侵入。WRクラブツリーへのパス失敗、RBマレーの2ヤードランで3rdダウン3。WRクラブツリーへの3ヤードTDパスで、OAKが再び8点差にして食らいつく。

BUF陣14:RBマッコイの6ヤードラン、RBギリスリーのランはノーゲインで3rdダウン4。WRワトキンスへのパスは通らず。パント。

BUF陣38:WRクラブツリーへの4ヤードパス、RBリシャードの21ヤードランで1stダウン、BUF陣13ヤードまで侵入。RBリシャードの3ヤードラン、TEリベラへの9ヤードパスで1stダウン。RBマレーの1ヤードTDランで、OAKがついに1点差まで迫る。

BUF陣25:WRワトキンスへのパス失敗、RBマッコイのランはノーゲインで3rdダウン10。LTグレンのフォルススタートで5ヤード罰退。

 

第4Q

BUF陣20:WRワトキンスへのパス失敗。パント。

OAK陣41:WRロバーツ、WRクラブツリーへのパス失敗で3rdダウン10。TEリベラへの22ヤードパスで1stダウン。WRホームズへのパス失敗のあと、WRクーパーへの37ヤードTDパスで、OAKが逆転に成功。

BUF陣25:RBマッコイの2ヤードラン、TEクリスチャンへのパス失敗で3rdダウン8。TEオリアリーへのパスは通らず。パント。

OAK陣15:RBリシャードの7ヤードラン、WRクラブツリーへの18ヤードパスで1stダウン。RBリシャードの1ヤードラン、TEウォルフォードへのパス失敗で3rdダウン9。RBマレーへのパスは通らず。パント。

BUF陣04:WRグッドウィンへのパスをDEマックが弾いて、SアレンがINT

BUF陣16:RBマレーのランはノーゲイン、RBリシャードの8ヤードランで3rdダウン2。RBマレーの5ヤードランで1stダウンを更新して、続いて3ヤードのTDランWRロバーツへパスを通して、2ポイントコンバージョンも成功。OAKがリードを14点に広げる。

BUF陣25:RBマッコイへの5ヤードパス、WRグッドウィンへ5ヤードパスが通ったが、LBアービンのオフサイドを選択。RBマッコイの1ヤードランで1stダウン。RBマッコイへの6ヤードパス、WRグッドウィンへの7ヤードパスで1stダウン。DEオートリーがQBテイラーをサックするもノーゲイン、WRグッドウィンへの12ヤードパスで1stダウン。TEオリアリーへのパス失敗、QBテイラースクランブルは9ヤードランになって3rdダウン1。RBブッシュの3ヤードランで1stダウン。WRワトキンス、WRハンターへのパス失敗で3rdダウン10。WRテイトのフォルススタートで5ヤード罰退したが、RBマッコイへの16ヤードパスで1stダウン。DEマックがQBテイラーをサック。ファンブルさせたボールを自らリカバー

OAK陣23:RBマレーの2ヤード、4ヤード、3ヤードランで4thダウン1。パントの際、CBホワイトのラフィングザキッカーで1stダウン。直後にPキングのアンスポーツマンライクコンダクトで15ヤード罰退。RBマレーの2ヤード、2ヤード、3ヤードラン。パント。

BUF陣29:WRルイス、WRハンターへのパス失敗で3rdダウン10。RBマッコイへのパスは14ヤードしかゲインできず。試合終了。

 

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 今週も、ほとんどのスタッツが互角となった。BUFはラン、OAKはパスという、各々の持ち味を発揮した試合であったことが窺える。

 勝敗を左右したと言えるスタッツは、やはりターンオーバーだろう。お互いに大きなミスなく試合を進めていたが、試合終盤に奪ったINTとファンブルが明暗を分けた。

 INTはリードを広げるTDにつながり、ファンブルのおかげでポゼッションを取り戻し、時間を消費することができた。いずれのターンオーバーにもDEマックが絡んだ。

 

PASSING

  • QBカーは、パス19/35、260ヤード、2TD、0INTで、レーティング97.3。
  • 前半はレシーバーのドロップが足を引っ張った。4回目のドライブには、WRロバーツとWRクラブツリーがTDパスをドロップして、このドライブまでは、パス5/13と低調な立ち上がり。
  • 後半はレシーバーとの息が合ってきて、いつもの調子が出てきた。先週は2回のターンオーバーを犯したが、今週はINTを献上せず試合を終えた。サックを浴びなかったのも大きいだろう。
  • 脱臼した右手小指には添え木をつけてプレー。練習ではアンダーセンターからのスナップやエクスチェンジを試みていたが、試合中はショットガン(ピストル)隊形しかとらなかった。
  • この試合19回目のパス成功が、ちょうど今シーズン300回目のパス成功。これでデビューから3年連続でパス300回成功。これは、アンディ・ダルトン、アンドリュー・ラック、ペイトン・マニングと並ぶ、NFL史上4人目の快挙。
  • 今シーズンパス300回試投したQBの中で、INT率1.1%はリーグ6位、TD/INT 4.8はリーグ3位。
  • 第4Qの逆転ドライブは、キャリア11回目。今シーズンだけでも6回目で、これはカンファレンス1位、リーグ2位。

RUSHING

  • チームラッシングは、ラン32回139ヤード(平均4.3)、2TD。ようやく100ヤードを超えて、10ヤード以上のランも出た。このまま復調してほしいところ。
  • RBマレーは、ラン20回82ヤード(平均4.1)、2TD。レシーブは3回23ヤード。開幕から3試合連続でTDランを決めて以来、2試合連続でTDランを決めるのは2回目。複数TDランは今シーズン3回目。11TDランはリーグ3位。
  • RBリシャードは、ラン9回53ヤード(平均5.9)。最長21ヤードのランも出て、RBワシントンがいない中、RBマレーのバックアップとして十分な働き。ショットガンが合っているのかもしれない。
  • RBジョーンズは、レシーブ1回11ヤードのみ。先週と同じプレーだった。

RECEIVING

  • WRクーパーは、2回59ヤード(平均29.5)、1TD。この試合最初のレシーブで、キャリア通算20,00ヤードを達成。23歳未満での達成はNFL史上7人目の快挙。30ヤード以上のレシーブ4回は、リーグ1位タイ。
  • WRクラブツリーは、7回74ヤード(平均10.6)、1TD。チーム1位の7TDレシーブ。前半はTDパスをドロップして、挙げ句トーンティングをとられる大荒れの状態だったが、後半は反撃の狼煙を上げるTDレシーブ。
  • WRロバーツは、2回18ヤード(平均9.0)。彼もTDパスをドロップしたが、後半にはリードを広げる2ポイントコンバージョンを成功させた。彼が得点した試合は未だ負けなし。
  • WRホームズは、ターゲットには1回なったが、レシーブはゼロ。
  • TEウォルフォードは、1回18ヤードのみ。TEリベラは、3回57ヤード(平均19.0)。

OFFENSIVE LINE

  • 先発は、LTペン、LGオセメレ、Cハドソン、RGジャクソン、RTハワード。
  • 今週はサックを許さず。PFFの判定では、35回のドロップバックで4回しかプレッシャーを与えず。特に、LTペンとLGオセメレは全くプレッシャーを許さず、QBカーのブラインドサイドを守り切った。
  • ようやくランが出た。今週はRB陣がコンタクト後のヤードを稼げていたが、いつも通りラインをよく動かして走路を開けていた。

FRONT SEVEN

  • 先発DLは、DTウォード、DEオートリー、NTウィリアムス、DEマック。
  • DEマックは、7タックル(4ソロ)、1PD、1サック、1FF、1FR。QBテイラーの腕をはたいて、SアレンのINTをアシスト。キャリア最長の7試合連続サックを継続中。2試合連続でストリップサック&リカバー。
  • DEオートリーは、3タックル(2ソロ)、1サック。DTマギーが欠場して、今シーズン3回目の先発となった。インサイドの弱さを露呈した感もあるが、サックを記録して、存在感をアピール。
  • 先発LBは、SLBアービン、MLBライリー、WLBスミス。
  • LBアービンは、5タックル(4ソロ)、1サック。3試合連続サックを記録して、今シーズン5サック目。
  • LBライリーは、10タックル(8ソロ)。ハムストリングの怪我から復帰して、チーム1位の2桁タックルを記録。
  • LB/DEカウザーは、1タックル、1サック。PSから昇格して2試合目、キャリア初サックを記録。

SECONDARY

  • 先発DBは、LCBアマーソン、RCBスミス、FSネルソン、CBキャリー。
  • 最初のプレーでは、Sネルソンがマンツーマンをして、CBキャリーがディープゾーンを守っていた。Sジョセフは足指を痛めて交代したが、試合前から兆候があったのかもしれない。
  • Sジョセフと交代したSアレンは、3タックル(1ソロ)、1INT、1PD。今シーズン初のINTを記録。

AGAINST PASSING

  • QBテイラーを相手に、パス18/35、191ヤード、0TD、1INTで、レーティング55.8。
  • パス32位のチームが、最初のドライブから徹底してパスを投げてきて、ディフェンスは相当戸惑ったと思われる。第3Q途中までは全くオフェンスを止められなかった。終盤は対応したが、相手がレシーバーを欠いていたおかげでもある。
  • CBヘイデンがIR入りして、スロットとして期待が寄せられるCBキャリー。パス32位の相手ではあるが、どこかのDJと違って反則を犯さなかったのはえらい。WRワトキンスのカバーでも頑張っていた。
  • CBアマーソンは、第4Qの最初のプレーで良い動きを見せた。WRワトキンスへのパスに後ろから飛びついてカット。相変わらず変態的なプレーをする(褒め言葉)。
  • パスラッシュはかなり良かった。LBアービン、LB/DEカウザー、DEオートリー、DEマックの4人がサックを記録。ボールを持ち過ぎる癖のあるQBテイラーの弱点を上手くつけただろう。
  • 今週のパスラッシュのかけ方には工夫が見られた。DEマックとLBアービンが同じサイドからラッシュをかけたり、DEマックがインサイドからラッシュをかけたり、など。

AGAINST RUSHING

  • ラン30回212ヤード(平均7.1)、3TD。今週最大の反省点。相手がラン1位のチームとはいえ走られ過ぎ。
  • RBマッコイは、ラン17回130ヤード(平均7.6)。RBギリスリーは、ラン8回49ヤード(平均6.1)、2TD。QBテイラーは、ラン3回30ヤード(平均10.0)、1TD。いずれのランも止められていない。
  • RBマッコイには54ヤード、RBギリスリーには29ヤードのランを許している。Sネルソンを始めとするセカンダリー陣は何をやっているのか、と言いたい。
  • やはりDTマギー、DTレイサムの欠場は大きく響いた。PSから昇格したばかりのDTジャクソンが守備をしていたくらいなので、残念ながら状況は深刻なものと思われる。

SPECIAL TEAMS

  • Kジャニコウスキーは、FGとPATを3回ずつ成功。
  • Pキングは、5回221ヤード(平均44.2)、20ヤード以内2回。RBジョーンズ、WRホームズの頑張りもあって、リーグ1位となる14回目の10ヤード以内へのパントを記録。
  • パントリターンは、2回17ヤード(平均8.5)。キックオフリターンは、1回22ヤード。反則のため取り消されたが、25ヤードのパントリターンもあって、リターンはなかなか良かった。
  • カバレッジはまずまず。パントリターンの機会は与えず。キックオフリターンは、4回83ヤード(平均20.8)。

TURNOVERS

  • 今週は、テイクアウェイ2回、ギブアウェイなし。
  • 第4Q:QBテイラーからWRグッドウィンへのパスをSアレンがINT。DEマックのパスカットが効いた。QBテイラーをDEマックがサック。ファンブルさせたボールを自らリカバー
  • 今シーズンは、テイクアウェイ21回、ギブアウェイ9回。マージン+12。

PENALTIES

  • OAKの反則は、7回65ヤード。BUFの反則は、8回73ヤード。
  • 第1Q:RTハワードのイリーガルフォーメーション。Tアレキサンダーのホールディング。
  • 第2Q:WRクラブツリーのトーンティング。
  • 第3Q:CBアマーソンのホールディング。
  • 第4Q:パントリターン中、LBベイツのホールディング。LBアービンのオフサイド。Pキングのアンスポーツマンライクコンダクト。
  • WRクラブツリー、Pキングは、退場対象となるアンスポーツマンライクコンダクトを犯した。こういう下らない反則は、勝ち試合では尚更、減らす必要がある。キングはフラッグを使ってダンスをしていたが、これはあり得ない行為。

INJURIES

  • アクティブ登録を外れたのは、QBクック、CBハミルトン、RBワシントン、DTレイサム(足首)、Gカークランド、LBカルフーン(ひざ)DTマギー(足首)
  • RBワシントン、Gカークランドは2週連続でアクティブ登録を外れた。どちらもインジャリーレポートには載っていなかったので、健康体だとは思われる。
  • 先週の試合で負傷したDTレイサム、DTマギー(足首)はいずれも欠場。レイサムはメディカルブーツを履いて杖をついて歩いていたという情報があり、マギーも今季2度目の怪我なので、最悪の場合も想定しておく必要がある。
  • QBカーは右手小指をテーピングして出場。金曜日のインジャリーレポートからは外れていたが、アンダーセンターからのスナップを受けなかったところを見ると、まだ万全ではないと考えられる。
  • Sジョセフが足指を痛めて途中交代。試合翌日の練習は欠席して、メディカルブーツを履いている状態。ラン守備には欠かせないピースだが、次週はショートウィークで敵地に乗り込まなければならない。KC戦は欠場しても仕方ないか。
  • DEエドワーズがIRから復帰する選手として指定された。今後は21日間の練習期間が与えられる。これはチームが彼を復帰させるか判断する猶予期間でもある。早ければ、Week 15のSD戦からの復帰となる。

 

 先週は連続して25点を失って、そこからの逆転勝利となりましたが、今週は連続して29点を奪って、またも逆転勝利となりました。これを「強い」と見るかは人それぞれだと思います。今シーズンのレイダーズの戦いぶりを見ている人間としては、毎試合逆転しなければならない状況まで追い込まれるのは「弱い」からじゃないか、と思ったり。

 でも、そこは "Just Win, Baby!" です。勝ちは勝ち。今シーズンの成績は10勝2敗となって、14年振りの2桁勝利が確定。何というか、弱いレイダーズしか知らない私からすると、現実とは思えない数字です。実際、薄氷の勝利が多いですし。

 NFCでは、11勝を挙げたカウボーイズプレーオフ進出が決定して、地区優勝もほぼ間違いない状態です。しかし、わずか1勝差のレイダーズは、9勝のチーフス、8勝のブロンコスが追ってきていて、安心できることなど全くありません。

 そして、来週はそのチーフスと、TNFでの対戦です。ホームでの直接対決には敗れているので、地区優勝のためには決して負けられない試合となります。ここで勝てれば、地区優勝どころか、第1シード獲得が現実味を帯びてきます。一方、敗れれば、そのまま失速してプレーオフ進出を逃す可能性も高いと思っています。

 シーズン終盤を迎えて故障者が増える中、ショートウィークでの試合となります。しかも、苦手のチーフス戦。最も重要な一戦ですが、ここで勝てなければ、仮にプレーオフに進出しても、勝ち進むことはできません。いつも通りですが、勝利あるのみ、です。