Raider Island

オークランド・レイダーズのファンブログです。

TEジャレッド・クック、QB EJ・マニュエルと契約!

TEジャレッド・クックと契約!

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 レイダーズはパッカーズからFAとなっていたTEジャレッド・クックと2年契約を結びました。

 クックはアラバマ州バーミングハム市出身の29歳。サウスカロライナ大に進学し、2009年のドラフト3巡でタイタンズに入団。2013年にはラムズ、2016年にはパッカーズに活躍の場を移しました。ここまでキャリア8年間の通算成績は、レシーブ303回3,880ヤード、17TDとなっています。

 昨年は足首の故障に苦しみ、先発5試合を含む10試合出場にとどまりました。しかし、シーズン後半に調子を上げてきたQBアーロン・ロジャースの良きターゲットとして、レシーブ30回377ヤード、1TDを記録しました。

 契約は2年総額1,220万ドルと報道されています。まだ詳細は明かされていませんが、1年目の保証額が500万ドルとのことです(※契約の詳細が明かされたため追記しました)

 クックといえば、昨年のプレーオフでの活躍が目新しいところです。3試合でレシーブ18回229ヤード、2TDをマークしましたが、何より印象深いのはディビジョナル・プレーオフでのカウボーイズ戦でしょう。レシーブ6回103ヤード、1TDという素晴らしいスタッツを残し、最後の最後で見せたスーパーキャッチには多くのファンが熱狂させられました。

 彼の存在はチームのオフェンスに大きな影響を与えるようです。昨年のパッカーズは、クックが出場した10試合では8勝2敗、平均28.4得点を挙げた一方、彼が欠場した6試合では2勝4敗、平均24.7得点にとどまりました。シーズン前半はロジャースが不調だったこともありますが、クックが復帰して以降のパッカーズの快進撃は目を見張るものでしたし、レイダーズのオフェンスを爆発させてくれることに期待できそうです。

 さて、昨年までのレイダーズは、TEリー・スミスブロッキング、TEクライブ・ウォルフォードがレシービングを担当し、その控えをTEマイカル・リベラが務める、という体制でした。そして、フロントはウォルフォードに大きな期待を寄せていて、昨オフにはリベラのトレードを模索しているという報道も流れました。

 しかし、ウォルフォードは2年目の飛躍を見せることができませんでした。1年目はレシーブ28回329ヤード、3TDを記録した一方、2年目の昨季はレシーブ33回359ヤード、3TDと、ほとんど成績を伸ばすことができませんでした。オフにATVの事故を起こしたこともあって、シーズンを通して膝の故障に苦しんだようですが、ドロップの多さというレシーバーとしての致命的な欠点を抱えているのは、あまりにも痛いです。

 トレード案が報じられながらも2016年を迎えたリベラは、スミスの故障に伴って出番を増やしましたが、レシーブ18回192ヤード、1TDと、それほどインパクトのある数字を残せませんでした。スミスのようにブロッキングTEであれば残留もありえたでしょうが、レシービングTEであるリベラとの再契約は、今回のクックとの契約をもって消滅したと考えてよいでしょう。

 

※追記 2017/3/21

 TEジャレッド・クックの契約の詳細が明かされました。契約は、2年総額1,060万ドル、保証額は500万ドルです。2017年はベースサラリー250万ドル、ロスターボーナス250万ドル、ワークアウトボーナス30万ドルを受け取ります。キャップヒットは530万ドル、デッドマネーは500万ドルとなっています。

 

QB EJ・マニュエルと契約!

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 こちらはまだオフィシャルではありませんが、レイダーズはビルズからFAとなっていたQB EJ・マニュエルと契約する見込みです。まだ「確定」はしていないため、契約は全く明かされていません(※契約の詳細が明かされたため追記しました)

 マニュエルはバージニア州バージニアビーチ市出身の26歳。フロリダ州立大学に進学し、2013年のドラフト1巡、全体16位でパッカーズに入団。ここまでキャリア4年間の通算成績は、6勝11敗、パス成功率58.3%、3,502ヤード、19TD、15INTとなっています。

 ルーキー時代には10試合で先発を任されるものの、そのポジションを掴み切れず。2015年にはQBタイロッド・テイラーが先発の座につき、ビルズにマニュエルの居場所はなくなっていました。

 QBマグロインがFAとなり、チームを離れることが確実視されていたレイダーズが、何の実績もないマニュエルを獲得したのには、ひとつ大きな理由があります。それは、今季からOCを務めるトッド・ダウニングが、2014年はビルズでQBコーチをしていた、ということです。当時のマニュエルは既にビルズのエースQBではありませんでしたが、QBコーチであった以上、彼とダウニングOCは一定以上の関係を築いていたと思われます。ダウニングOCには、マニュエルの中にキラリと輝くものを見ていたのでしょうか。

 何にせよ、これからは昨年のドラフト4巡QBクックとの競争が始まります。カーが骨折し、彼の控えだったマグロインまでもが負傷し、急遽NFLデビューを果たすことになったクックですが、良い結果を残すことはできませんでした。勿論、ワイルドカードプレーオフでは明らかな準備不足のまま先発しましたし、あの試合では怪我人も多かったわけですから、まだまだ期待外れの烙印を押されたわけではありません。クックもマニュエルも、カーから先発の座を奪う勢いで争ってほしいと思います。

 

※追記 2017/3/25

 QB EJ・マニュエルの契約の詳細が明かされました。契約は、1年総額80万ドル、保証金は一切ありません。2017年はベースサラリー77万5,000ドル、ワークアウトボーナス2万5,000ドルを受け取ります。キャップヒットは64万ドル、デッドマネーは発生しません。

 

RBラタビアス・マレーはバイキングスへ

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 レイダーズを去る選手がまた一人。RBラタビアス・マレーがバイキングスへ移籍します。

 2015年にはプロボウル初選出を果たしましたが、2016年はドラフト5巡のRBワシントン、ドラフト外ルーキーのRBリシャードが台頭し、マレーなしでもラン攻撃が計算できる状態ができつつありました。ファンからは彼との再契約を望む声もありましたが、振り返ればマッケンジーGMやデルリオHCが、マレーとの再契約をにおわせたことはなかったような気がします。

 QBカー、WRクーパーと合わせ、レイダーズの若きトリプレッツとも称されたマレー。実際にはレイダーズのトリプレッツ(三つ子という意味では)にはDEマックが入るのかもしれませんが、どん底だったレイダーズを、マレーのような若い選手が引っ張っていく姿は、見ていて楽しいものでした。

 バイキングスでは、あのエイドリアン・ピーターソンの跡を継ぐこととなります。そのプレッシャーは我々には計り知れません。しかし、バイキングスは彼を選んだのですから、自分を信じて、さらなる活躍を見せてくれることを、一ファンとして期待しています。