Raider Island

オークランド・レイダーズのファンブログです。

ラスベガス移転案について

 本拠地移転問題がなかなか解消しないレイダーズ。2016年は、オークランドにある、オー・ドットコー・コロシアムを本拠地とすることになっていますが、2017年以降はどうなるか、全く分からない状況です。

 今年に入って、オー・ドットコー・コロシアムの命名権を持っていた、オーバーストック・ドットコムが、命名権契約の最終年分をオプトアウトしたため、再びオークランド・アラメダ・コロシアムの名称に戻ります。

 ということで、本拠地の名前すら定まらないという、何とも悲しい状況です。オーナーであるマーク・デービス氏は、オークランドに新スタジアムを建設しようと頑張っていますが、具体的な進展はありません。

 遅々として移転計画が立たない中、デービス氏の目はオークランドの外に向き始めました。最初はサンアントニオと接触しましたね。続いて、ロサンゼルスへ移転へ向けて動き始めましたが、こちらはラムズに譲る形となりました。

 今年1月のオーナー会議では、チャージャーズがロサンゼルス移転のオプションを行使しなかった場合、その権利がレイダーズに転がり込むことが承認されています。よって、まだレイダーズがロサンゼルスへ移転する可能性も捨てきれません。

 しかし、現在デービス氏が目指しているのは、ラスベガスへの移転です。ラスベガスは、言わずと知れた「ギャンブルの聖地」です。賭博問題を考慮して、北米4大スポーツのいずれにも、ラスベガスを本拠地とするチームはありません。

 デービス氏は、$1.4Bのスタジアム建設計画が承認されるなら、ラスベガスへ移転する旨を表明しています。また、スタジアム建設の資金調達のために、リーグから借り受ける$200Mを含め、$500Mを支払うとも語っています。

 この動きに対して、3人のオーナーが見解を示しています。

 1人目は、ファルコンズのオーナーである、アーサー・ブランク氏です。彼は、ラスベガスにフランチャイズを置くことが出来るかどうかを評価するため、リーグはもっと多くのデータが必要になる、と述べています。

 2人目は、カウボーイズのオーナーである、ジェリー・ジョーンズ氏です。彼は、ラスベガスがギャンブルの街であることを心配するよりも、ラスベガスの娯楽や観光を優先的に考えるべきだと主張しています。

 3人目は、ペイトリオッツのオーナーである、ロバート・クラフト氏です。彼は、デービス氏のオークランドでの努力を認めた上で、それが実らない場合、ラスベガスへの移転をサポートすることを、現地メディアに語っています。

 実際にラスベガスへ移転するには、オーナー32人のうち、75%にあたる24人の承認が必要となります。ギャンブルに対するリーグの姿勢に賛同するオーナーが多いとの見方もあり、移転が現実化するかは不透明な状態です。

 

 個人的には、オークランドに残留してほしいという思いが強いです。やはり、レイダーズは「オークランド・レイダーズ」でないと、しっくりしません。しかし、同じスタジアムを本拠地とする、MLBアスレティックスも、本拠地問題を抱えており、オークランドフランチャイズが存続することは難しいのかな、という気もしています。サンディエゴは、残留に向けて市の協力を得られているようです。オークランドも、市民の声を大事にして、何とかレイダーズの残留を実現してほしいものです。