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Raider Island

オークランド・レイダーズのファンブログです。

オークランド・レイダーズ ドラフト2017 2日目

Oakland Raiders 2017 Draftees
RND PICK OVR PLAYER POS HT WT COLLEGE GRADE
1 24 24 Gareon Conley CB 6'0" 195 Ohio St. 6.0
2 24 56 Obi Melifonwu S 6'4" 224 Connecticut 5.7
3 24 88 Eddie Vanderdoes DT 6'3" 305 UCLA 5.6
4 23 129 David Sharpe OT 6'6" 343 Florida 5.6
5 24 168 Marquel Lee LB 6'3" 240 Wake Forest 5.2
7 3 221 Shalom Luani S 5'11" 202 Washington St. 4.9
7 13 231 Jylan Ware OT 6'8" 295 Alabama St. 5.2
7 24 242 Elijah Hood RB 5'11" 232 North Carolina 4.9
7 26 244 Treyvon Hester DT 6'2" 300 Toledo 5.1

 

2巡指名はコネチカット大のSオビ・メリフォンヌ

 2巡24位(全体56位)で指名したのは、コネチカット大のSオビ・メリフォンヌ。2巡連続でDBを指名し、セカンダリーの改善を図りました。昨年はリーグワーストとなる61回も20ヤード以上のパスを通されてしまったわけですから、この方針も整合性がとれています。

 メリフォンヌはイギリス・イングランドの出身。3歳のとき、アメリカに移住してきました。身長6'4"(193.0 cm)、体重224 lbs(101.6 kg)というSとは思えない体格の持ち主。それでいて、スカウトコンバインでは40ヤード走4.40秒を記録しています。これは今年のコンバインに参加したセイフティではトップの記録です。さらに、垂直跳び(44 inches = 111.8 cm)、幅跳び(11 feet, 9 inches = 358.1 cm)でもトップの記録を出しています。体格、身体能力、スピードのいずれも優れており、ラン守備では頼もしい存在となりそうです。

 かつてはCBだったため、その体格と合わせて考えれば、TEをカバーすることも可能かもしれません。レイダーズのディフェンスと対する場合、TEを狙ってパスを投げておけば大丈夫、というほど穴となっていたTEのカバー。これが改善されるのだとすれば、ディフェンス全体が大きく向上するはずです。

 また、Sというポジションを指名したのは、デプスの強化という狙いがあるでしょう。ドラフト前のロスターには、レジー・ネルソンと昨年の1巡指名カール・ジョセフの2人のSしかいませんでした。今オフはネイト・アレンとブリンデン・トラウィックが移籍してしまい、実はデプスがスカスカだったのです。

 メリフォンヌはコネチカット大で4年間先発を経験しました。昨年はチームトップの118タックル、4 INTを記録しています。驚異的な成績を残した試合があり、テューレーン大との試合ではキャリアハイの24タックル、テンプル大との試合では2 INTをマークしました。

 「僕は自分が安定したタックラーだと思っている。でも、あの試合(テューレーン大との試合)は僕のカレッジフットボールのキャリアで最後の試合だった。大きな成功を収めて大学を去って、コネチカット大の優れたセイフティとして記憶されたいと願っていたんだ。だから、あの試合は本当に印象深い時間だったよ」(Sメリフォンヌ)

 さて、ある意味ではレイダーズの最大のニーズとも言える、TEのカバーに話を戻しましょう。デルリオHCは次のように語っています。

 「今更隠すまでもないが、ここ数年、我々は相手チームのTEのカバーに苦しんでいる。メリフォンヌは体格が良く、この状況を改善しうる選手だ。より大きく、より優れたTEにもマッチアップできるはずだ」(デルリオHC)

 メリフォンヌはシニアボウルでCBとしてもプレーしており、レイダーズではCBでもSでもプレーできると感じているそうです。また、TEのカバーに関しても、自信を見せています。

 「特にTEのカバーに関して、僕は優れていると思っている。これまで対戦したTEの大半よりもスピードがあるし、十分カバーできると感じているよ」(Sメリフォンヌ)

 デルリオHCは、CBガレオン・コンリーと同じく、メリフォンヌにも競争の機会を与えるつもりでいるそうです。現在先発のネルソン、ジョセフに混じって、先発の座を争うことになります。

 そんなメリフォンヌには、参考にしている選手がいます。それは、シーホークスのSキャム・チャンセラー。プロの世界でも彼のように活躍しようという意気込みが伝わる、こんな発言を残しています。

 「セカンダリーとして、すべてのダウンでプレーするつもりでいるよ」(Sメリフォンヌ)

 

3巡指名はUCLAのDTエディ・バンダードーズ

 3巡24位(全体88位)で指名したのは、UCLAのDTエディ・バンダードーズ。大きなニーズとされていたDTの補強が3巡で実現しました。

 バンダードーズはサクラメント地区オーバーンの出身で、地元の選手といっても差し支えないかもしれません。身長6'3"(190.5 cm)、体重305 lbs(138.3 kg)の巨体の持ち主。プレイサー高校を卒業後、様々な有名大学から引く手あまただった彼は、一時ノートルダム大と契約を結んだものの、UCLAに進学しました。

 高校卒業時よりも評価を落としたとされていますが、その最大の理由はACLを断裂したことです。2015年の開幕戦でACLを断裂し、残りの全試合を欠場。満を持して復帰した翌年、かつての輝きを取り戻すことはできませんでした。

 ACLを断裂するまでの27試合では、95タックル、2.5サック、12ロスタックルを記録していたバンダードーズ。結局、キャリア通算成績は、122タックル、4サック、13.5ロスタックルと、最初の2年間から期待された数字を残すことができませんでした。

 バンダードーズがカレッジのキャリア序盤で見せていた輝きを取り戻せれば、昨年は弱点だったディフェンスの中央突破力を手に入れることができます。彼を復活させることはレイダーズのコーチ陣の責務ですが、まずローテーション入りさせる考えがあるようです。

 「正直、彼のプレー映像は安定性に欠けていた。良いプレーもあったが、悪いプレーもあった。彼とは少し前に話をして、『我々はエネルギーのある、やる気のある選手を探しているんだ』と伝えたよ」(デルリオHC)

 実は、バンダードーズの怪我はACLだけではありません。シニア時代には3回も足首を痛めています。その原因は、体重が増え過ぎたこと。コンバインには302 lbs(137.0 kg)まで体重を落として臨みましたが、それ以前は340 lbs(154.2 kg)もあったそうです。体重管理ができていなかったことは彼も反省しています。

 「僕はいつだってやる気のある選手さ。今シーズンは、自分の体重を抑えられなかった。そうしたら、当たり前のことが起きたよ。足首に痛みを感じながらプレーすることになった。もう二度とあんなことはしまいと思った。だから、フットボールが大好きだからこそ、ベストを尽くし続けるつもりだ。2015年はフットボールが全くできなかった。その時、僕は気付いたんだ。自分がどれだけフットボールを愛しているかってことがね」(DTバンダードーズ)

 バンダードーズは、2015年のACL断裂からは完全に回復したと語っています。また、レイダーズが探し求めていたエネルギー溢れる選手は自分だとも強調しました。

 「コンバインでもシニアボウルでも、僕は強烈な印象を残した。スピードが戻ってきた。身体能力も戻ってきた。今は、自分の体型もベストな状態だと思う。かつてのプレー映像に写っているような、ドラフトしたいと思える姿を示す準備はできた。もっと多くの人の注目も集めたいね」(DTバンダードーズ)

 デルリオHCは、バンダードーズは移籍したDTステイシー・マギーのような役割を果たせると見ているようです。6テクニックからノーズタックルまでプレーできて、インサイドからのパスラッシュもかけられる。そんな選手ということです。

 「彼には力があると思う。彼を育て、良いオフを過ごさせることが重要だ。ジハド・ウォードやマリオ・エドワーズと一緒にね。ひとつ確かなのは、エディには機会を与えるということだ」(デルリオHC)