Raider Island

ラスベガス・レイダーズのファンブログです。

Gゲイブ・ジャクソンと5年5,600万ドルで契約延長!

こちらは、あっさりと。

 QBデレック・カーとの契約延長から1週間。RGゲイブ・ジャクソンとの契約延長は驚くほどあっさりと決まってしまいました。契約の詳細は明かされていませんが、総額5年5,600万ドルで、2022年までの契約となります。保証額は2,600万ドルと報じられており、これはRGの中では最高額となるそうです。

 近年はサラリーキャップが拡充を続け、Gの市場も拡大の一途を辿っています。昨オフ加入したLGケレチ・オセメレとは、5年5,850万ドルという契約を結びました。ジャクソンの契約は、2016年にプロボウル&オールプロ選出を果たしたオセメレと互角の契約となっています。「オセメレと同額は払い過ぎだ」という見解も多いようです。

 オセメレの加入によって、LGからRGにコンバートしたジャクソンですが、パフォーマンスを落とさなかったことは大いに評価されるべきでしょう。PFFによれば、735回のパス・スナップ中、許したサックは0回、プレッシャーもたったの27回にとどまっています。また、昨年はOLの故障が相次ぎましたが、POまで含めて全試合に先発したのはジャクソンだけです。こういった点が評価されたのかもしれません。

 さて、残りの資金についてですが、2017年のカーのキャップヒットが約1,500万ドルのため、現在のキャップスペースは約1,800万ドルとなっています。ここからジャクソンのキャップが差し引かれ、加えてドラフト上位3巡との契約も待っています。ILBとの契約が待たれますが、以前レジー・マッケンジーGMが言っていたように、安く獲得できるベテラン選手と契約することになりそうです。

 2014年のドラフトが大当たりだったおかげで、契約延長に多くの資金が投入されることになりますが、これは避けようのない事態でしょう。今後フロントのやるべきことは、彼ら以外の選手と上手く契約することです。今回のような大型契約を連発すると「終わりの始まり」だという根拠のない言いがかりが飛んできますが、それは今後の動き方次第だと、私は思っています。