Raider Island

オークランド・レイダーズのファンブログです。

オークランド・レイダーズ ドラフト2017 1日目

Oakland Raiders 2017 Draftees
RND PICK OVR PLAYER POS HT WT COLLEGE GRADE
1 24 24 Gareon Conley CB 6'0" 195 Ohio St. 6.0
2 24 56 Obi Melifonwu S 6'4" 224 Connecticut 5.7
3 24 88 Eddie Vanderdoes DT 6'3" 305 UCLA 5.6
4 23 129 David Sharpe OT 6'6" 343 Florida 5.6
5 24 168 Marquel Lee LB 6'3" 240 Wake Forest 5.2
7 3 221 Shalom Luani S 5'11" 202 Washington St. 4.9
7 13 231 Jylan Ware OT 6'8" 295 Alabama St. 5.2
7 24 242 Elijah Hood RB 5'11" 232 North Carolina 4.9
7 26 244 Treyvon Hester DT 6'2" 300 Toledo 5.1

 

1巡指名はオハイオ州立大学のCBガレオン・コンリー

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 オークランド・レイダーズは1巡24位でオハイオ州立大のCBガレオン・コンリーを指名しました。コンリーは1巡中位で指名されると目されていた選手ですが、今月上旬にクリーブランドで強姦事件を起こした疑惑が浮上し、大きく評価を落としていました。レジー・マッケンジーGMは自分たちの調査を信頼しており、彼の指名は安全なものだと強調しています。

 「我々は今回の指名に至るまで十分な調査を行ってきた。自分たちの調査、報告、コンリーに関して知っていることのすべてを信頼している。ガレオン・コンリーという選手を指名できたこと、彼をレイダーズというチームに、素晴らしいチームメイトとして迎えられることを本当に嬉しく思う」(マッケンジーGM

 とはいえ、レイダーズにリスクがあることは確かです。コンリーと彼の代理人は、疑惑が浮上して以降、自身の無実をNFLの各球団に訴えかけてきました。コンリーはまだ告訴されておらず、5月1日にクリーブランドの警察と面会しています。

 「この疑いは晴れると確信しているよ。今日テストを受けてきた。そして、自分の供述と持っている証拠をすべて準備したら、その自信が生まれたんだ」(CBコンリー)

 ドラフト直後、コンリーはこのように語っていました。この日行ったテストとはポリグラフ検査のこと。コンリーに関心を示していたチームは、彼にポリグラフ検査を受けるよう指示していたそうですが、レイダーズからのリクエストはなかったようです。コンリーはドラフト前日、今回の疑惑は「全くの嘘」だと述べており、ポリグラフ検査もパスしたと報じられています。

 「僕はフィールドの中でも外でも正しい行いをしている自負がある。僕に関して言われていること、あの夜起こったことは真実ではないし、僕のやることでは全くない。僕がその状況に置かれたら、もっと良い判断をしていたはずだ。でも、懸命に努力して、NFLのドラフトで指名を受けられるという名誉あるところまで来たのに、この虚偽の申し立てのせいで、僕の名前にも、NFLのドラフトにも、傷が付いてしまった」(CBコンリー)

 警察との面会では、DNAの提供と任意供述を行ったと報じられています。告訴されるかどうかの判断には6週間から8週間ほどかかるとされており、今後のミニキャンプなどに影響を及ぼしそうな状況です。コンリーは疑惑の夜について同意の上での行為だったと主張しており、改めて「女性の発言は正しくない」と強調しています。

 レイダーズが今回の指名に踏み切ったということは、コンリーの疑惑が晴れ、彼の潔白が証明されるという確信を持っているということです。マッケンジーGMは、コンリーに対して行った調査の詳細を明かすことはありませんでしたが、「この指名には大変満足している」と語っています。

 また、コンリーを指名するにあたり、オーナーのマーク・デービス氏から承認を得たことも明らかにしました。ただし、他の1巡指名候補についても、デービス氏と協議を行っていたことを付け加えています。

 「私とマークは1巡指名の可能性がある選手については例外なく話し合ってきた。だから、承認を得たといっても、それはコンリーだけのことではない。他の候補も何人もいて、ずっと議論してきたんだ」(マッケンジーGM

 レイダーズが自分を信頼して指名してくれたことに対して、コンリーは「とてつもない」感謝をしていると話しています。

 「フットボール選手としてだけでなく、一人の人間としても自分を信頼してくれていたと分かって、彼らには頭が上がらないし、本当に感謝しているよ。レイダーズの一員になれたことは名誉なことだ」(CBコンリー)

 

 肝心のフットボール選手としてのコンリーは、身長6'0"(182.9 cm)、体重195 lbs(88.5 kg)、腕の長さは33"(83.8 cm)もあります。オハイオ州立大ではパス成功率を37%に抑えています。スカウトコンバインでは40ヤード走で4.44秒を記録しており、身体能力も実績も申し分ありません。

 「彼はとても腕が長く、スピードがあり、春季のワークアウトにも本当に熱心に取り組んでいた。映像もかなり良かったよ。これほど欠点のない選手のひとりを、1巡の下位で指名できるなんて、本当に幸運だ」(デルリオHC)

 デルリオHCは、コンリーには競争の機会を与えると語っています。レイダーズはベテランの先発CBショーン・スミスとデビッド・アマーソンに大金を投じていますが、どちらも契約が保証されているのは2017年までとなっており、今年の成績が奮わなければ、来年はチームにいない可能性があります。また、コンリーはスロットでのプレー経験が多くないため、スロットでのプレーが可能か見極める必要があります。

 「今回のドラフトで指名した選手には、競争の機会を与え、何を学ぶかを見るつもりでいる。だから、彼のポジションに制限は設けないつもりだし、結果として彼が落ち着くのは、4番手かもしれないし、3番手かもしれないし、2番手かもしれないし、はたまた1番手のCBというポジションかもしれない。それは、彼の練習の様子、我々のシステムの理解度、生産的な選手かどうか、などを基準に判断する。彼にはぜひ競争してもらいたいね。彼は高い技術を持った選手で、我々のベストCBのひとりになれるポテンシャルを持った選手だと思うよ」(デルリオHC)

 

 1巡指名候補としてフィラデルフィアのドラフト会場に招待されながらも、混乱を避けるため、それを断ったコンリー。指名翌日にアラメダの施設を訪れ、地元メディアとの対面を終えていますが、リスキーな指名とあって、まだまだ懐疑的な見方もあります。名誉ある1巡指名を受けたにもかかわらず、しばらくは精神的につらい日々が続くことでしょう。彼がそれを乗り越えること、そして何より、今回の疑惑が嘘であることを祈るしかありません。