LSジョン・コンド、LBジェラニ・ジェンキンスと契約！

LSジョン・コンドと再契約！

　レイダーズはUFAとなっていたLSジョン・コンドと再契約しました（※契約の詳細が明かされたため追記しました）。

　コンドはペンシルベニア州フィリップスバーグ市出身の35歳。メリーランド大学に進学し、2005年にドラフト外でカウボーイズに入団。その後、一時ペイトリオッツに移り、2007年からレイダーズの仲間入りを果たしました。今シーズンはレイダーズでの11年目のシーズンとなり、これはKジャニコウスキーに次ぐ、現役選手では2番目に長い在籍期間となります。

　2009年と11年にプロボウルに選出されているコンドは、レイダーズに移籍後、2015年を除く全てのシーズンで16試合フル出場を記録しています。2015年はファンブルリカバーの最中に肩を負傷し、3試合を欠場しましたが、翌年には万全の状態で復帰しています。

　昨年はスナップが乱れ、FGを失敗するシーンがありました。今シーズンは36歳を迎えるため、色々な部分で衰えが出てくるかもしれません。しかし、Pキング、Kジャニコウスキー、LSコンドの3人体制は恐らく今年も健在のはず。今まで通り、きっちり結果を残してほしいと思います。

※追記　2017/3/25

　LSジョン・コンドの契約の詳細が明かされました。契約は、1年総額108万ドル、保証額は30万ドルです。2017年はベースサラリー100万ドル、ロスターボーナス5万ドル、ワークアウトボーナス3万ドルを受け取ります。キャップヒットは69万5,000ドル、デッドマネーは30万ドルとなっています。

LBジェラニ・ジェンキンスと契約！

　レイダーズはドルフィンズからFAとなっていたLBジェラニ・ジェンキンスと契約しました（※契約の詳細が明かされたため追記しました）。

　ジェンキンスはメリーランド州オルニー市出身の25歳。フロリダ大学に進学し、2013年のドラフト3巡でドルフィンズに入団。昨年は鼠蹊部、ひざ、手など様々な箇所を故障し、先発7試合を含む9試合の出場しかかないませんでした。

　ファン待望（？）の大型ILBとの契約ではありませんが、ジェンキンスは49ersに移籍したLBマルコム・スミスが務めていたWLBのスポットを争う選手の一人と目されているようです。両者の身長はともに183cmで、体重はジェンキンスが8kg重いだけ（110kg）とのことで、体格的にはほとんど変わりありません。

　昨年のレイダーズといえば、スミスやSジョセフがTEについていけず、平均以上のTEを有するチームからすれば、非常に戦いやすいディフェンスになってしまっていました。ジェンキンス自身は、TEやRBをカバーするスピードを持っている、とアピールしていますが、有言実行となるか、注目したいところです。

　プロボウルの選出経験はありませんが、彼のベストシーズンは2年目の2014年。110タックル、3.5サック、2ファンブルフォースを記録しています。まずは怪我なく一年を凄し、このシーズンを超える活躍を見せてほしいと思います。

※追記　2017/3/25

　LBジェラニ・ジェンキンスの契約の詳細が明かされました。契約は、1年総額100万ドル、保証額は10万ドルです。2017年はベースサラリー85万ドル、ロスターボーナス10万ドル、ワークアウトボーナス5万ドルを受け取ります。キャップヒットは100万ドル、デッドマネーは10万ドルとなっています。