Raider Island

ラスベガス・レイダーズのファンブログです。

パスラッシャーのブルース・アービンと契約

 シーホークスからFAとなったパスラッシャーのブルース・アービンと4年契約に合意し、今オフの課題のひとつとされていたパスラッシャーの補強にも成功しました。

 アービンは現地水曜日、シーホークスを去り、新たにレイダーズの一員となることを自身のインスタグラムでも公開。古巣のファンやチームメイトへ感謝の言葉を述べました。さらに、オークランドにSB制覇の栄光をもたらしたい、という頼もしい発言も見られました。

 アービンの年俸総額は$39Mと報じられています。先日、5年総額$60Mで契約したOLのオセメレに続き、またも大型契約となりました。

 今オフは金銭的な余裕があるので、マッケンジーGMは、13年連続でPO進出を逃しているレイダーズが、再びPOに進出するための最後のピースを埋めようとしていると見て間違いないでしょう。

 補強ポイントのひとつに挙げられていたのは、昨季15サックを記録したカリル・マックとペアを組むパスラッシャー。ジャスティン・タックの引退、アルドン・スミスの11月までの出場停止処分を受け、レイダーズはケン・ノートン・ジュニアDCと近い関係にある選手の獲得を目論んでいました。

 アービンは2012年のドラフト1巡でシーホークスから指名され、最初の3年間をノートンDCとともに過ごしました。アービンは昨季の5.5サックを含め、これまでの4年間で22サックを記録。また、彼はラン守備に強いだけでなく、カバレッジにおいても非常に優秀なLBとして名を馳せてきました。

 しかし、レイダーズは、昨季マックに依存し切っていたパスラッシュの改善を期待して、アービンを獲得しているでしょう。昨季、マック以外に4サック以上のサックを記録した選手はレイダーズにいません。

 

 昨季はパスラッシャーとしてマックが大活躍した印象が確かに強いのですが、RBマレーと同様、彼一人に大きな負担がかかったシーズンでもありました。マックとアービンがコンビを組むことで、ブロンコスのミラー&ウェアからパスラッシュ・コンビのお株を奪うことになるのでは、と大きく期待してしまいますね。