Raider Island

オークランド・レイダーズのファンブログです。

2016 WEEK 2 Falcons 35 - 28 Raiders

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 ATLを迎えてのホーム開幕戦は35対28と敗戦。まず、ポジションごとの出来を振り返ってみましょう。 スナップ数はこちらのGamebookの一番下を参照してください。

 

QUARTERBACKS

  • 先発QBカーはパス45回中34回成功(75.6%)、299ヤード、3TD、0INT、レイティング115.0を記録。レイティングが100を超えるのは、キャリア通算8回目。
  • 今季初のサックが記録された。スクランブルの際、ノーゲインとなったため、サック扱いとなった。実質的にはサックを受けていないと言ってよい。
  • 成功率が高いのは、チェックダウンが多かったから。投げ捨て3回を除く42回のパスのうち、スクリメージから10ヤード以上のパスを投げたのは10回だけ。ロングパスを投げたがるカーとは思えない数字。
  • パスターゲットとなったのは11人。RBジョーンズ以外のすべてのレシーバーがターゲットとなって、その全員がレシーブを記録。
  • 3つのTDもすべて別々のレシーバー。1つ目はTEウォルフォード、2つ目はWRクラブツリー、3つ目はWRホームズ。

RUNNING BACKS

  • チーム全体では25回155ヤード(平均6.2)、1TD。ロスとなったのは1回だけ。
  • 先発RBマレーは8回57ヤード(平均7.1)、1TD。うち53ヤードはコンタクトを受けた後のセカンドエフォート。TDとなった1ヤードのランでは、相手のタックルを4回も受けながら倒れなかった。レシーブは6回44ヤード(平均7.3)を記録。
  • RBワシントンは6回46ヤード(平均7.7)。最長26ヤードのランも。
  • RBリチャードは7回17ヤード(平均2.4)。ヤード自体は伸びなかったが、3人のラン回数がほぼ均等なのは良いこと。
  • FBオラワレは1回11ヤード(平均11.0)。レシーブは2回28ヤード(平均14.0)。

WIDE RECEIVERS

  • 先発WRクーパーは5回71ヤード(平均14.2)。51ヤードのTDレシーブが、イリーガルタッチングの反則を受けて取り消しとなる場面も。
  • 先発WRクラブツリーは4回31ヤード(平均7.8)、1TD。TDレシーブは、7点を追う第4Q序盤、4th & 2のプレイ。19試合連続3回以上のレシーブという記録が続いている。
  • WRホームズは1回6ヤード(平均6.0)、1TD。これがキャリア10個目のTDレシーブ。ドラフト外としてレイダーズ入りした選手がキャリア10個以上のTDを記録するのは3人目。

TIGHT ENDS

  • 先発TEスミスはブロッキングが本職だが、この試合は4回24ヤード(平均6.0)のレシーブを記録。
  • TEウォルフォードは6回50ヤード(平均8.3)、1TD。これが今季初のTDレシーブ。31ヤードのパスとなったが、これは彼のキャリア最長のTDレシーブ。

OFFENSIVE LINE

  • 先発はLTペン、LGオセメレ、Cハドソン、RGジャクソン、RTハワード。
  • デプスチャートでは先発扱いのRTワトソンは鼠径部の故障を抱えているため、アクティブ登録から外れた。
  • 今季初出場、初先発となったRTハワードは全75スナップをプレイ。先週までの怪我の不安を感じさせない出来だった。
  • Gアレキサンダーがデビュー。たった1スナップのプレイのみ。
  • この試合も、パスプロテクション、ランブロッキングとも及第点。2試合連続ラン100ヤードを記録していて、現在ラン獲得ヤードはリーグ2位。

DEFENSIVE LINE

  • 先発は左からDEウォード、DTマギー、NTエリス、DEマック。
  • DTマギーはタックル3回、サック1回、ロスタックル1回、QBヒット1回。サックは試合最初のドライブ。QBライアンをサックし、7ヤードのロス。
  • DEマックはタックル2回(ソロ2回)、QBヒット2回。プレッシャーはかけているが、なかなかサックまで至らない。

LINEBACKERS

  • 先発は左からSLBアービン、MLBヒーニー、WLBスミス。
  • LBスミスはタックルをミスして、TEタメの14ヤードTDレシーブを許した。
  • LBヒーニーはTEフーパーの置き去りとなって、34ヤードのロングパスを許した。
  • 試合終盤、LBジェームズがヒーニーと交代。9スナップをプレイ。

DEFENSIVE BACKS

  • 先発は左からLCBアマーソン、SSマクギル、FSネルソン、RCBスミス。
  • CBアマーソンはタックル8回(ソロ7回)、1INT、パスディフェンス3回。今季チーム初のINTはQBライアンから。値千金のエンドゾーン内のINTだった。ラン守備では3回ほどミスタックル。
  • Sネルソンはタックル12回(ソロ10回)。2週連続チームトップのタックル数。これはランが漏れていること、パスが通されていることの証拠。
  • CBスミスは相手WRジョーンズを止められず、TDを許した。スミスはカバーを外されたが、ネルソンもヘルプできなかった。
  • SマクギルはTEフーパーをカバーできず、44ヤードのロングパスを許した。

AGAINST PASSING

  • 相手QBはライアン。パス34回中26回成功(76.5%)、396ヤード、3TD、1INT、レイティング131.5を記録。
  • 開幕からの2試合、パス喪失ヤードは平均404.0ヤード、相手QBのレイティングは131.4となっていて、いずれもリーグワースト。
  • TEを全く止められなかった。3人のTEの合計は10回180ヤード(平均18.0)、1TD。地元記者には「TEが有資格レシーバーってこと知らないのかな?」と煽られる始末。
  • CBアマーソン以外の先発DBは、ターゲット14回中11回レシーブされて、193ヤード、1TDを許した。
  • とにかく問題が山積している。早急な対応が求められる。

AGAINST RUSHING

  • チーム全体として、29回139ヤード(平均4.8)を走られて、1TDを許した。
  • ランではファーストダウンを8回更新された。ロスさせたのは2回だけ。
  • 未だ20ヤード以上のランを許していないのは評価できる。
  • 相手RBはフリーマンとコールマンの2人だけ。どうして止められないのか。

SPECIAL TEAMS

  • Pキングは4回211ヤード(平均52.8、ネット34.3)、0TB。4回中3回は20ヤード以内のパント。ネットが悪いのは、73ヤードのビッグリターンを許したから。彼がホースカラーを犯しながらもタックルしたので、リターンTDとはならなかった。
  • KRジョーンズは、エンドゾーンまで飛んできたボールをマフした。TBとなるはずだったのに、自陣2ヤードからのオフェンスを強いてしまった。
  • 前半最後のプレイでは、Kジャニコウスキーが58ヤードのFGを外した。土の上からのキックだった上、距離も長いため、キックが外れたこと自体は仕方ない。ただ、LSコンドのスナップが高く浮いていたのは反省してほしい。
  • STがミスを犯し過ぎ。これでは安定したオフェンスやディフェンスは出来ない。

COACHING

  • いくつかの守備のプレイは、デルリオHCがプレイコールを出した。ノートンDCの仕事が奪われたということなので、あまり良いことではないかもしれないが、現状の守備を改善するには、こういう変化も必要。
  • デルリオHCは極めてアグレッシブな姿勢を示している。この試合では2回のチャレンジを行い、2連勝。また、4thダウンも2回ギャンブルし、一方はTD、他方は失敗してTOとなった。
  • このギャンブル失敗は痛かった。自陣49ヤードとはいえ、ギャンブルという選択自体は支持できる。ただ、RBリチャードのランを選んだのは解せない。リチャードは173センチ、94キロと小柄な選手。191センチ、104キロのRBマレーか、185センチ、109キロのFBオラワレを使うべきだった。実際、リチャードは183センチ、94キロのSイシュマエルと1対1となって止められた。
  • 試合終盤、オンサイドキックを蹴らなかったことは賛否が分かれるところ。今のディフェンスの出来では、1stダウン更新を防ぐのは難しいので、オンサイドを蹴るべきだったという考えもある。Kジャニコウスキーがオンサイドを得意としていないことがコーチ陣の判断の根拠か。あるいは、彼らがディフェンスを信頼していたのか。

INJURIES

  • CBアマーソンが脳震盪。現在、プロトコルの最中だが、詳細な情報は明かされていない。デルリオHCは、次週のTEN戦には出場できると見ている。
  • 鼠径部を痛めているRTワトソンは月曜日、復帰へ向けた練習を行った。こちらも詳細は分からないが、チームは彼の復帰を楽観視している。
  • この試合のアクティブ登録を外れたTマキャンの情報はない。

 

 私は勝ちを計算していましたが、残念ながら敗戦という結果に。しかも、この先が不安になる負け方だったと思います。開幕戦のCAR@DENを見て「CARは宝の持ち腐れ」とツイートしたのですが、それは自分たちも同じようです。タレントは揃っているはずなのに、チームとして全く上手くいっていない。そう感じます。

 冒頭の写真は、ノートンDC(左)とデルリオHC(右)。敗戦の責任がすべて彼らにあるとは思いませんが、マスグレイブOCも含めて、チームの戦術や方向性を見直すべきではないでしょうか。今と同じような試合を続けても、地区優勝なんて夢のまた夢。昨季の成績すら下回るかもしれません。

 次週は敵地でのTEN戦。プレシーズン第3週ではホームで対戦し、敗れている相手です。個人的には、開幕からの4試合で最も厳しい試合だと思っています。1巡指名Sジョセフがデビューを果たすのでは、ということも噂されています。彼の加入が、レイダーズの新しい風となるのか。一ファンとして、見守りたいと思います。